虎は猫の心を知らず

俺様は猫。
背中に人間。
左手に肌掛け。
右手にクッション。
写ってないけど、真正面からヒーター。

うん。我ながら完璧なポジショニング。




なんか、怪しい人はっけーーーん！




この場所を人間のヤツが狙っている！
眠ってしまったらこのベストポジションは奪われるかもしれない。
頑張って、起きてなきゃ！




起きて、なきゃ……

そんな狭いとこ誰も入れませんよ。


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雪だ！




雪だ！




雪だ！




雪だ！

ムギちゃん。
テンション上がっちゃって、もう雪どうでもよくなっちゃったんでしょ？




えーーーーー？

うん。
なんか、可愛いからいいや。


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ムギちゃん、珍しく見張り台(タワー)からお外を監視。




猫って時々…

窓の外の敵に戦いを挑み
(最近は主に遠い場所にいるカラス)




まったく相手にされていないことに気が付くと
(そもそも、カラスから認識されていない)




近場の見えない何かを適当にやっつけて
「俺、仕事した！」みたいな顔することありませんか？


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俺様は猫。と言っても、ただの猫じゃない。
ここに居候しているのは、家猫として可愛がられるためではないのだ。
こう見えて実は

世界征服を考えている。




まずは、手始めにこの男。
普段からこうして最大限に甘えているのにはわけがある。

このように、油断させてから…




ブギャーーーッ！
ブギャーーーッ！
ブギャーーーッ！




次はのんきに写真撮ってるそこのお前！
絶対、逃がさない！

またたび後の狂乱です。
いつも食べてるまたたび系オヤツより反応が強烈だったので、即片付けました…


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俺様は猫。おとーちゃんが今、一生懸命オモチャ振ってる。




俺はおとーちゃんが一番好き。
でも、最近気が付いたことがある。




おとーちゃんって、イマイチ俺のブームを把握してないんだよね。




あのオモチャはもう飽きたって、傷付かないように教えてあげて。


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今日は久しぶりに、近所にある湖に行ってきました。
ここは石碑のそばに、いつも野良猫さんがいます。
どなたかがご飯とお水をお世話しているようです。




なんだか、迫力のある美猫さん発見。




こちらの姿を確認すると、手下の茶トラになにやら耳打ちなさってます。




茶トラ、刺客として送り込まれてきたー！
そして、背後にうっすらヤツの姿が…

ゴメンよ。食べる物、何も持っていないんだよ。




「手ぶらで来るとか、冗談でしょ？」

気が利かなくて、すいません…




でも、最後は石碑の台座からお見送りしてくれました。




俺も忘れるな！


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ねぇ、ムギちゃん。
おとーちゃんと仲良しのところ悪いんだけど…

なんだ？

ムギちゃんが敷いてるそのユニクロ、洗ったばっかりなんだよね。




うん、知ってる。良い匂い。

でさ、さっきトイレの砂、ジャッコジャッコしてたじゃない？

したぞ、スッキリした！

トイレの後、オ○リ拭いた？




拭くわけないじゃん！だって、猫だよ？

ですよね～


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今日はワタクシ、いつもはしないマスクをして出かけたのですが…
帰ってきたらムギに不審者扱いされました。



帽子もかぶっていたせいかもしれませんが、とにかく逃げる逃げる！
どこまでもひたすら逃げる！
すぐに、マスクも帽子も脱いで、いつもの部屋着に着替えたのですが
なぜか興奮治まらず…



たぶん。
途中で気が付いてたと思うんですよね。
「いつものおばさんじゃねーか？」って。
こっちはとりあえず近づかないようにしてたのに、わざわざ顔見に来るんですよ。
そして、逃げる。

なんやねん！



すいません。
オチもないし写真も撮れなかったので、脈絡なくオモシロ写真を使いました。


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俺様は猫。最近、どうも運動不足な気がする。

俺のことではない。
飼い主のことだ。




こんな座り方してると、まるで俺がいつもだらけているように見えるかもしれない。
でも、それは違う。
俺はいつでも遊ぶ気満々なのに、飼い主がイマイチ乗り気ではないのだ。




前は投げたオモチャを追いかけてればいつでも取りにきてくれた。
そして、また投げてくれたのに、最近では持って帰らない限り投げてくれない。
それも楽しくないことはないが、気が付くと俺だけがひたすら走ってる。
なんか、おかしい…

ん？何の話？
そのヒーターの「３年保証」が気になっちゃって、話が全然頭に入ってこない。


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この写真、よく目を凝らしてみてください。
ムギちゃんがいます。




じゃーん！
ちなみに、ここはどこかと言うと…




この間買ってきたベッドです。(「悪夢、再び」参照)

どうやら、このベッドがいかに快適か、予想に反して早々と気付いてしまった模様。
夏用冷感ベッドの時は使用するまでに3ヶ月かかりましたが、今回はあっさり使用開始……
「春になってから使い始めたわ～。あはは～♪」
という、ムギの体を張ったボケを、皆さんにお見せすることなく終わりそうです。




いえ、私はムギが「このベッドは暖かいのだ！」と気が付いてくれて心底嬉しいのです。

もしも、あなたが私のこの文章を読んで
「お約束のネタがひとつ使えなくなったじゃないか！」
という感情を読み取ったとするならば

それは、あなた自身の心の闇が、そうさせているのです。


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