俺様は猫。俺は知っている。
今、飼い主は俺と遊びたがっている。
というか、たぶん俺に運動をさせたいのだろう。
でも、さっき散々誘ったときは「忙しい」と言って相手にしてくれなかった。
タイミングを外すと気分じゃなくなる。
そんなの、猫なんだから仕方がない。
気分じゃないと言ったら気分じゃないのだ。
いいこと思いついた。
俺ここで見てるから、そこでボールで遊んでなよ。
その間にもしかしたら寝ちゃうかもしれないけど、ゴメンね。
そしては私は一人でボールを投げては拾い、投げては拾い…
あれ？この流れ…デジャヴュ？
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ムギは部屋に一人にされるのが大キライ。
家人が外出して完全に一人だとおとなしいですが(たぶん)台所や庭に気配があると大騒ぎです。
いろいろ面倒なので家事などはムギが寝ているときを狙いますが、そう都合良くもいきません。
なので忙しいときは「ずっと、ここにいるよー。どこにも行かないよー」
とかなんとか上手いこと言いながら、眉間から頭を撫でて寝てもらいます。
案外、本当に寝てくれます。
でも、ソーッとその場を離れて洗い物とかしてたりすると…
「ウソツイタ、ウソツイタ、ウソツイタ、ウソツイタ」
背後から殺気。
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俺様は猫。もう寒いけど、まだまだ冷感ベッドも使うぜ！
可愛く撮れたから載せたみたいだけど、今日は冷感ベッドの話じゃないぜ！
前にも言ったけど、飼い主はよく俺の顔を覗き込んでくる。
しょうがないから俺は顔を撫でてやったり、(こっちが)鼻チュンしてやったりしてる。
人間っておばさんでもいろいろ面倒くさいからな。
昨日もやっぱりいつものように顔を覗き込んできたんだけど。
…………おばさん、俺の前足思いっきり下敷きにしてるんだよ、顔で。
重い、重いよ。
でも、言えない…
おばさんがちょっと動いた隙に、俺は足をソーッと引き抜いた。
鳴いたりしてもいいのかもしれないけど、なんか、それはちょっと…
俺が目指してるものとは違う気がするんだよね。
実話です。
本当にこんな感じの顔して、こっそり足を引き抜いてました。
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※１０月２５日の記事「DIY、断固反対！」の続きです。
ねえ、ムギちゃん。そこ、自分で入ったの？
自分で入ったぞ！
あったかい？
あったかいぞ！
それ、前に話した屋根付きベッドだよ(ウソ、ダンボールに毛布かぶせただけ)
本当か？これ、前からあったダンボールじゃないか？
あれは捨てたんだよ。それは買ってきたやつだよ(本当は前からあったダンボール)
この屋根、チェストに敷いてる毛布じゃないか？
違うよ、チェストの上にも毛布ちゃんとあるでしょ(もう一枚買いました)
そうか。これが、噂の屋根付きベッドか…あったかいな。
今日から、ここで寝ようね。
うん。俺、今日からここで寝る……
おやすみ、ムギちゃん。
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俺様は猫。そして、目の前にあるこれは居間の入り口にあるマット。
別に遊んでいるわけではない。
マットを畳んでいるのだ。
飼い主がいつもこのマットを敷いたまま、掃除機をかける。
掃除機の音は大嫌いだが、ずーっと気になっていた。
「あのマットの下は、いったいいつになったらキレイになるのか？」
俺は思い切ってマットを畳んでみることにした。
これで、ちょっとは掃除が楽になるだろう。
俺だって、猫が来たから部屋が汚くなった。なんて言われたくないからな。
猫が言うのもなんだけど、猫がいてもある程度、部屋のクオリティーを保つべきだと思う。
で、君がボロボロにしたその座椅子に何か感じることはないのか？
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俺様は猫。始めに断っておくが、今日はまともに写っている写真はない。
俺はだいたい「デリカシーのないおばさん」の方の飼い主といつも一緒にいる。
(デリカシーのないおばさんのエピソード)
二人きりの時間はかなり長い。
二人きりだから俺と一緒の写真がないとよく怒っている。
たまにこうして膝(というかお腹)に寝ると、おばさんはむきになって写真を撮ろうとしてくる。
無理やり自分という存在も写りこませようとするから引いて無理な体勢になる。
そのせいで、今とんでもなくブサイクな顔になっている。
誰か、おばさんにそのことを教えてあげて欲しい。
ちなみに「一緒に写ってる」感は皆無だ。
ろくに写ってないけど、俺は本当はこんなに可愛いんだぜ！
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俺様は猫。正直言うと最近我が家でよく話題になる「屋根付きベッド」に興味がある。
なんかよくわからないけど「屋根付き」って素敵だな。
でも、言葉だけではどんなベッドなのかイマイチ想像ができない！
いつ「屋根付きベッド」は来るのだろうか？
ところが、俺はある日こっそり聞いてしまった。
「今あるベッドに毛布掛ければ屋根ベッドになるじゃーん♪」
…………なんか、これ、俺が想像する「屋根付き」と全然違う。
それにさー、こうやってチェストの上で敷いても使うじゃん？
むしろ、こっちの方が使ってる時間長いじゃん？
そうすると、ベッドの屋根はなくなっちゃうよね？
なくなっちゃうよね？
どうすんの？
ねぇ、どうすんの？これ？
屋根付きベッド買った方がいいんじゃないのー？
ムギちゃんが使ってない時のベッドの屋根は心配しなくても大丈夫。
ムギちゃんは一人しかいないから。
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俺様は猫。窓の内側からコンニチハ。
なんて、そんなのんきな事を言っている場合ではない。
今、とんでもない事件が起きているのだ！
俺の屋根の上で日向ぼっこしながら毛づくろいをしている猫がいる！
この家はこの時期はもう部屋にあまり日が当たらない。
大きな要因はあの屋根だ。洗濯物は濡れないがその分日の光が入ってこないのだ。
本来だったら俺が浴びるはずだった日光を俺の縄張りで浴びているヤツがいるなんて！
いくら温厚な俺でもさすがにこれは我慢ならない！
今、俺が相手してやる！
でも、ちょっと待ってろ。
まずはご飯とあとオヤツも食べて、一通り運動してお昼寝をしてからだ！
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俺様は猫。今日も庭を見ている。
もちろん白黒や、この間初めて現れた茶トラを見張っている。
けれど、それだけじゃない。
たまに俺の庭に色の薄い三毛が来るんだ。毛が俺のよりずっと長い。
あの三毛なら別に俺の庭に入っても構わない。
しょっちゅう来るわけじゃないから、こうして気にしていないと見過ごしてしまうかもしれない。
この間は薄三毛が窓のそばまで近寄ってきた。
首から鈴の音がする。
どこかで飼われているのかな？
怖がらせてはいけないと思い、俺はずっと声は出さずにいた。
けれど、知らない間に後ろに立っていた飼い主が、カーテンをガサツに開け声を上げた。
「あら、キレイな三毛ちゃん！」
薄三毛は去った。
どうして、かーちゃん世代のおばさんって、みんなデリカシーがないのかな…
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以前、ムギはあまりテレビに興味がない。
と書いたような気がしますが、最近どうも変わってきたようです。
退職したばかりのお父さんのように、暇さえあればボーっとテレビを見ています。
特にお気に入りなのは鈴木奈々。出てくると必ず凝視しています。
私の中で鈴木奈々の評価は
ウザイ→でも頑張ってる→やっぱりウザイ→でも頑張ってる
と周期的に変わるのですが、残念ながら今は「ウザイ期」です。
ムギの耳元にそっと「このおねーちゃん、本当は根暗だと思うわ～」と囁いてます。
そんな鈴木奈々を差し置いて一番盛り上がったのが動物番組の犬特集みたいなやつ。
同じ特集でも猫の時は、ちょっと鳴き声に反応した程度だったのに。
すっかりテレビっ子になってしまったムギは、犬が出てきて何かするたび「ウニャウニャ」
湧き上がる好奇心を抑えきれないのか、とうとうテレビの前に駆け寄ったのですが…
駆け寄った瞬間に切り替わって、ヒロミのアップ。
「おっさん、誰やねん…」
(あまりにはっきり撮れてしまったので、顔は消させていただきました)
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